目立つ顔のたるみを治療するポイント
顔全体が老けて見える原因のひとつが、顔のたるみです。
たるみというのは、部分的に起きるものというイメージを
持つ人も少なくないでしょう。
ですが、顔の皮膚というのは重力によって常に
下の方へと引っ張られている状態です。
ですから、徐々に顔の皮膚全体がたるんでくる事になります。
部分的にたるみが気になるようになってくる頃には、目元や頬がたるみ、
まぶたが重く見える状態になったり、ほうれい線が目立つ状態に
なったりするだけでなく、顔全体がたるみ、顔のラインが崩れ、
二重あご等になりやすい状態になってしまいます。
ですから、顔のたるみが気になるのであれば、部分的に治療を
行うよりも、顔全体に対して治療を行っていく事が大切です。
顔のたるみを改善したいと考えた場合に有効な治療法が
フェイスリフトです。
たるんでしまった皮膚の一部を切り取り、こめかみの方へ
向かって引き上げていく施術です。
皮膚の一部を切り取る場合、傷跡が残る事になりますが、
生え際辺りで縫合をする事で、傷跡が目立たない状態に
する事が出来ます。
そして、顔全体のたるみを一気に取り除く事で、たるみが原因で
起きていたほうれい線やしわ、そしてフェイスラインの崩れや
二重あご等の悩みも一気に取り除き、5歳から10歳程度、
一気に若返る事が出来ます。
この顔のたるみに対する治療を行った後も、また顔の皮膚は
徐々にたるんでいく事になりますが、顔全体のたるみが
気になるのであれば、考えておいて損がない治療法です。
もちろん、治療だけではなく、そこから日々の努力も
やはり欠かすことはできません。
顔のたるみが起こってしまう原因は人それぞれですが、
普段からあまり表情が変わらなかったりなど顔の筋肉を
使わない人は、意識して動かすことをお勧めします。
「ほうれい線」の由来は中国の面相学だった!?
たるみとともに老け顔になる原因の一つが、鼻の両脇から
唇の両端に目立つスジのほうれい線です。
口唇を作る口輪筋と、頬や鼻の筋の境目にできるのです。
年齢よりも老けて見えてしまうほうれい線ですが、
中国から伝わる人相学的には吉とされているのです。
ほうれい線は、顔のしわなどから性格を読み取る面相学では、法令紋といいます。
長寿のしるしとして、豊齢線や豊麗線とも書くのです。
人相学ではほうれい線が目立つ人は聡明で行動力があるタイプとされ、
40代をすぎてもほうれい線が薄い人は自立心に欠けて消極的といわれます。
とはいえ、ほうれい線は1センチ伸びると6歳老けるといわれます。
くっきりと深く目立つほうれい線は10歳老けてるといわれており、
たとえ吉相だとしても女性としては美容的にはうれしくないでしょう。
たるみとほうれい線は女性の大敵、たるみはもちろん、ほうれい線もしっかりケアすることで
若々しい印象のフェイスラインが取り戻せます。
ほうれい線の原因は加齢やお肌の乾燥、紫外線や肌のターンオーバーを促す
ビタミンC不足、ハリを失わせるコラーゲン不足などがあります。
頬の筋肉を刺激するエクササイズや、肌の症状に合わせた
化粧品でカバーすることができるのです。